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奥秩父/雁坂峠(道の駅みとみ~雁坂小屋)

2011.07.09.01:15

以前から、どのタイミングで出かけようか思案していた雁坂峠。行動時間が長いので、いざというときのことを考えると単独は避けたほうがよい予感。。そんなわけで、友人をお誘いして越えてきました~♪

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雁坂峠は、日本書紀でヤマトタケルが越えた道としても記されている、日本最古の道の一つ。三伏峠や針ノ木峠と並んで日本三大峠と呼ばれているのだそうです。3つの峠のなかでも、雁坂峠は交通の要所として近年まで利用されてきたイメージが強く、自転車で越えてみたいと思わせる十分な魅力を備えていました。

さて、予定している7月初旬、梅雨前線は東北地方で停滞中。梅雨明け前の天候は不安定で、予報も当たらない日が続いていました。う~ん。前日の予報は、山梨市側、秩父市側ともに降水確率40%の曇り予報。天気図の読解力が足りていない私には、悩ましい部分もありましたが、行ってみないと分からないこともあるハズ! ……と、自分を納得させて出かけることに決定。

塩山駅ですでに天候が怪しかったら、甲府盆地ポタに切り替えればよいし、登山口で怪しい状況ならば、西沢渓谷入り口周辺を散歩でもして、撤退すればよいだけの話。予報はそれほど悪くはありませんし、道自体はしっかりしているという事前情報を得ていたので、もしものときのことをアレコレ検討してから出かければ、なんとかなるかなるでしょう♪

……前置きが長くなりましたが、塩山駅からバス輪行し、道の駅みとみが本日のスタート地点。山梨側は、沢に沿って、瀬音を聞きながら明るいイメージの森の中をひたすらてくてく歩きます。

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この道は、NPO法人 スポーツエイド・ジャパンが主催する『雁坂峠越え秩父往還143㎞走』のコースとなっていることもあって、かなりよい状況。技術的に難しい個所はなく、ただただ淡々と峠を目指す、という印象です。

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ふっと一息ついて、空を仰げば緑のシャワー☆ 新緑の季節、植物がとっても瑞々しくって、歩いているだけで私も元気をもらえるような気がします(^^)/

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峠直下は、見通しのよい笹原。この草原は、山火事などの森林破壊の後、風のあたる斜面に成立したものなのだとか。笹は風に強いんですね~。ひとまず、九十九折れの急な上り坂ではあるものの、道がしっかりしているので、さほど苦には感じません(当社比)。「あれは甲武信岳ですかね~?」なんて、休憩がてら地図を見たりして、のんびり登るのが楽しいです。

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……ってあれれ!? 午後から天候が崩れるかと心配していましたが、なんとも見事な青空ではないですか! 

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このあたりで雷雨にでも見舞われたら、しんどいなぁ……と心配していましたが、これはラッキーです♪ 今回、携行食も含めて雨に備えた装備で来ましたが、やっぱり晴れると嬉しいですね。ふぅ。これは「あつい~」と、いうわけで、木陰でちょっと、ひと休み。

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鞍部は見えませんが、峠まではあと少し♪

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雁坂峠、標高2,082メートルにて。想定以上の好天に恵まれ、当初はお茶をしてサササッと降る予定でしたが、峠でランチを決め込むことに決定☆ 気温自体は低いはずですが、日差しが強くてじっとしているだけで汗ばんできます。峠の案内板には、雁坂峠とその東に位置する雁峠の上空を、毎年秋になると雁が越えたことに由来して「雁坂峠」と呼ばれれるようになったのであろう、とありました。越冬のため、北から南へと群れを成して飛んだのでしょうか。なんだか目に浮かびますね。

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1時間ほどすると、「今日はお仕舞い! 堪能できたでしょ?」とでもいうように、霧が辺り一体を覆い始めました。そろそろお開きかな、ということで、こちらも雁坂小屋へと降ることに。ちなみに、小屋が建てられる以前は、孫四郎峠という鞍部を一つ越えて栃本に降っていたのだとか。つまり、これから降る雁坂小屋への道は新道ってことですね~。ふむふむ。峠の歴史って、面白いです☆

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峠の秩父側は、コメツガやシラビソといった高木が生育した亜高山針葉樹林帯。山梨側とは対照的に、沢筋を離れ、鬱蒼とした原生林に包まれた閉じられた空間といった印象でしょうか。峠から小屋までは、ほんの15分ほどの距離ですが、霧に包まれた幻想的な奥秩父の森を存分に味わうことができます。

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ほんの1時間ほど前の、からっとした陽気、笹に覆われ見通しのきく峠道とは、がらりと雰囲気が変わり、なんだか不思議な感じ。さて、間もなく雁坂小屋に到着です。

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今日は、直前のキャンセルが多かったため、小屋番は不在。幸いにして、今の季節は水が取れるので、食事は持参しました。テント泊の学生さん、奥秩父の山を荒らしまくっているという鹿さんのほかに来訪者はおらず、ゆったりと時間の流れる山の夜を堪能することができました。さらに、深夜、物音で目を覚まして屋外に出てみると、満天の星空までも楽しむことができたのでした☆ 

☆memo
雁坂峠、標高2,082メートル。雁坂嶺と水晶山の鞍部に位置し、山梨県甲州市川浦から埼玉県秩父市栃本をつなぐ、山梨県と埼玉県、県境の峠。雁坂小屋は、小屋番在中時、1泊2食7,000円。おにぎりなどのお弁当は応相談。6月の石楠花シーズン時以外は不在のことも多いため、利用時は要確認。小屋番不在時は、小屋の維持管理協力費として一人2,000円。テント泊の場合は利用料一人500円。2011年7月1日現在。※今回は、栃本へは登らずに川又から直接三峰口方面へと降る。
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comment

Secret

No title

2011.07.09.08:23

雁坂峠!天候にも恵まれ良かったですね。
越えてみたい峠ですが、東京からでも一泊しないといけないところですか。中々遠征は難しそうです。

表彰状

2011.07.09.09:17

表彰状

たいへん分かり易く、読み易い紀行文でした。久しぶりに行ってみたくなりました。その文章力、表現力を末永く讃えるため、ここに表彰します。

平成23年7月 自称:なつさん応援団の下っ端こと赤鬼亭主

No title

2011.07.09.16:02

こんにちは。
同行者さんのブログで写真を拝見して目が点になりました。
すんごいところ踏破してますね。
敬服敬服です。

No title

2011.07.09.16:12

素晴らしい道ですね。
今回はパスさせて頂きましたが、秋に未踏破組で行きたいですね。
その節は、是非先導ガイドをよろしくお願いします。
(旗とメガホンは持ちますので)

Re: No title

2011.07.10.23:08

> 雁坂峠!天候にも恵まれ良かったですね。

はいi-189
このところ、午後から激しい夕立のおそれアリ、
だったので、全行程降られなかったのはラッキーでしたi-1

> 越えてみたい峠ですが、東京からでも一泊しないといけないところですか。中々遠征は難しそうです。

健脚な方で、雁坂トンネルを使ったカーサイクリング(2台で)で、
朝陽が昇るころに出発できれば……(笑)

私には日帰りは体力的にも精神的にもキツイので、
楽しく、気持ちに余裕をもって峠越えを楽しむには、
小屋泊まりは必須なのです~i-179

Re: 表彰状

2011.07.10.23:14

> 表彰状
>
> たいへん分かり易く、読み易い紀行文でした。久しぶりに行ってみたくなりました。その文章力、表現力を末永く讃えるため、ここに表彰します。
>
> 平成23年7月 自称:なつさん応援団の下っ端こと赤鬼亭主


やや!
思いがけない表彰状i-189
ありがとうございますi-233

山岳サイクリングの記録はというと、
どうも「走破したんですか!」みたいに受け取られることが多くて、
いつももっと、しみじみと趣深いものなんだけどなぁ、、
と違和感を感じていたので、
「久しぶりに出かけたくなった」言っていただけて、
とっても嬉しいですi-189

Re: No title

2011.07.10.23:17

> こんにちは。
> 同行者さんのブログで写真を拝見して目が点になりました。

えっi-201

> すんごいところ踏破してますね。
> 敬服敬服です。

いやいや、ぱっと見大変そうなんですが、
(確かにちょっと大変といえば大変なのですが)
冷静に計画を立てれば、意外と「越えられる」と思えるものでi-179
天気もバッチリだったし、道の状況もよかったので、
私にしてはがんばったけれど、
なにも大したことではないのです~i-1

Re: No title

2011.07.10.23:30

> 素晴らしい道ですね。
> 今回はパスさせて頂きましたが、秋に未踏破組で行きたいですね。

思いがけず好天だったので、
今年すぐに出かけるか、限りなく微妙なのですが、
また、季節を変えてでかけたいですi-189

> その節は、是非先導ガイドをよろしくお願いします。

いやいや、先導だなんてとてもとてもi-201
私のペースに合わせていたら、逆に疲れちゃいますよ~i-237

それに、今回、心底、幹事的ポジションは苦手!
を実感したので、次は適宜相談&最終的には自分で判断して集まる、
途中で会ったら一緒に行きましょうか~?
ぐらいのノリで行きたいです~。

> (旗とメガホンは持ちますので)

あっ、それなら(笑)
プロフィール

なつ

Author:なつ
趣味は、サイクルツーリングと温泉巡り。所有自転車はALPSクライマー&HIROSEツーリング(26HE*1.25)、エンメアッカ(700×23C)。唯一の特技は自分のペースで走ること。ご一緒した方に言われて嬉しかったことは「登りは遅いけど降りは遅すぎない(から一緒にサイクリングができる)よね」。

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